硫化水素(H₂S)センサー GS1440
製品概要
GS1440は、排水処理や下水道におけるH₂Sを液相・気相の両方で測定可能なオンラインセンサーです。
特に液相での直接測定により、従来の気相監視では把握しづらかった発生源を高精度に可視化。腐食や悪臭の原因を早期に特定し、薬品注入の最適化と運用コスト削減を実現します。
製品の特長
液相・気相の両環境に対応したH₂Sセンサー
気体だけでなく液体中のH₂Sを直接測定することが可能。
水中で最高濃度を検出できるため、発生源をより正確に特定し、信頼性の高いデータ取得を実現します。

液相測定による高精度・早期検知
プロセスの早い段階でH₂S濃度を把握できるため、問題発生前の対応が可能。
作業者安全・環境保護・設備保全に大きく貢献します。

薬品コスト削減と運用最適化
液相データに基づく制御により、薬品注入の無駄を削減。
実際の導入事例では薬品コスト30%削減などの改善実績も報告されています。

環境条件に左右されない安定測定
流量や乱流、換気などの影響を受けにくく、安定した測定が可能。
従来の気相センサーで課題だった「ばらつき」を解消します。
腐食・悪臭の予防的管理
H₂S濃度を継続的に監視することで、腐食や悪臭のリスクを事前に把握。
インフラ損傷や苦情の発生を未然に防ぎます。

配管が腐食するイメージ
高耐久・低メンテナンス設計
微小電気化学センサーにより、低消費・長寿命を実現。
簡易清掃と1~6か月の校正で運用でき、現場負荷を低減します。
主な用途
・下水処理(一次~二次処理)
・汚泥脱水プロセス
・放流水モニタリング
・中和処理
・工場排水・前処理システム
仕様
パラメーター
硫化水素(H₂S)
測定範囲
排水・下水:0 ~ 5 mg/L
気中:0 ~ 1000 ppm
気中:0 ~ 1000 ppm
精度
フルスケール ±5%(単点校正後、1000 ± 20 ppm H₂S 標準ガスで90秒パージした際の離散測定精度)
応答時間
30秒未満
校正
1000 ppm ± 2% 標準ガス
校正間隔
使用状況により 1 ~ 6か月
材質
ステンレス鋼(316L)
清掃
水中設置時:センサーフェイスを拭き取る簡易清掃
取付方法
フリーハンギング、配管内設置、またはフローセル設置
保管条件
0 ~ 60 ℃、相対湿度 0 ~ 100%
使用周囲温度範囲
0 ~ 40 ℃
電源オプション
4-20 mA ループ電源、DC電源(12~28 V)
寸法
L 240 × D 48.3(mm)
重量
1.36 kg
