光学式溶存酸素計(DO計)K1200
製品概要
Orbisphere K1200 高額式酸素センサーは、原子力発電所内の高レベル放射線環境下での実機試験により、耐放射線材料で製造されていることが実証された酸素センサーです。
原子力分野をはじめとする放射線環境下での酸素測定に適しています。
校正作業が簡単で、メンテナンス性にも優れているため、現場での作業時間を短縮し、作業者の放射線被ばく量低減に貢献します。定期保守の負担を抑えながら、安定した運用が可能です。メンブレンや電解液を使用しない光学式センサーのため、膜交換や電解液補充作業が不要です。
本センサーは、Orbisphere 28 mm センサー用フローチャンバーに後付け可能で、既存の酸素測定システムへ容易に導入できます。設備更新を最小限に抑えたい現場にも適しています。
酸素濃度をppb(µg/L)レベルで高精度に測定でき、光学式(高額式)測定技術により、高い再現性と安定した読み取り精度を実現しています。発電所用水、復水、純水ラインなど、微量溶存酸素管理が求められる用途に最適です。
製品の特長
校正・メンテナンス性
年1回校正・メンブレン不要の光学式DOセンサー
Orbisphere K1200 高額式(光学式)溶存酸素センサーは、年1回のスポット交換と校正のみで運用できる、低メンテナンス設計の溶存酸素(DO)センサーです。
従来の隔膜式溶存酸素計で必要とされていた膜や電解液の交換作業が不要なため、保守作業の工数を大幅に削減できます。
校正は、**ゼロ点校正のみ(低濃度仕様)**で対応でき、99.999%以上の高純度窒素ガスを用いたシンプルな校正作業により、ppbレベルの高精度測定を維持します。
そのため、頻繁な校正作業が難しい原子力・発電所用途や連続監視用途においても、安定した運用が可能です。
隔膜式溶存酸素計との高い相関性を実現
K1200は、光学式(蛍光式)測定原理を採用しながら、従来の隔膜式溶存酸素計との高い相関性を実現しています。
当社の±0.1 ppb 精度を有する隔膜式酸素計との比較において高い相関性が確認されており、既存の隔膜式DO計を使用している測定環境からの置き換えや併用にも適しています。
光学式測定方式により、サンプル水の圧力変動や流量変動の影響を受けにくく、測定値の安定性が向上します。
これにより、純水・超純水・脱気水などの微量溶存酸素(ppb)管理が求められるプロセスにおいて、信頼性の高いデータ取得が可能です。
仕様
(対放射線吸収線量)
高濃度仕様 表示値の±3 % または ±0.020 ppm どちらか大きい方
高濃度仕様 0.015 ppm
高濃度仕様 < 50秒 液相
高濃度仕様 2点校正:ゼロ点(99.999 %以上の純窒素ガス)および 空気
