熱伝導度検出方式(TCD式)溶存CO₂センサー & マルチガスアナライザー51xシリーズ
製品概要
ガス固有の熱伝導率を読み取る素子を隔膜と組み合わせたユニークな検出器です。
ガス分圧を測定しますので、高精度なガス濃度の検出が可能です。マルチガスアナライザー51xシリーズにTCD式CO2計を接続することで溶存炭酸ガス測定が可能となります。マルチガスアナライザー510シリーズと熱伝導度検出方式(TCD式)CO2検出器を組み合わせたパッケージです。
ほぼノーメンテナンスで連続測定できる、ドリフトが少ないなどのメリットがあります。インライン用、オフライン用いずれでも使用可能です。
特にビール、炭酸飲料において使用されている全圧方式では分からないエアー混入の品質を未然に防ぎます。EBC(ヨーロッパビール協会)でもより精度よくCO2計測ができるものとして評価されています。インラインCO2モニタリング、充填済み製品のCO2オフライン測定に最適です。
仕様
測定レンジ/ 精度
0-10bar / ±14mbar または表示値の±2%
測定レンジ/ 精度
0-15g/kg / ±0.48g/kg または表示値の±2%
測定レンジ/ 精度
0-7V/V (溶存) / ±0.02V/V または表示値の±2%
測定方式
熱伝導度検出法